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お庭リフォーム

住宅の建替えに伴う造園依頼で敷地が450坪を超える広さのため雑草などにもお困りの状態でした。

先代から引き継がれたお宅で20mを超える巨木の他、柊、サザンカ、桑、檜など多岐にわたり、再利用するにしても頭を悩ませたのが正直なところです。

ず、第一のご要望が、ご依頼主のご夫婦ともに会社の経営などでお忙しく、また広大な敷地故に、手入れが行き届かない状況だったため、その中でも特に、悩みの種だったセイタカワダチ草をはじめとするいわゆる雑草が大きなものではヒトの背立て程まで伸びており、その他にも根の深い雑草をなんとかして欲しいとのことでした。

当初のご要望では「板石を敷き雑草を生えなくして欲しい」とのことでしたが、一般的に言われる雑草はご存知の方も多いように非常に根が深く、生命力が強いため、単純に薬品などを使って雑草の駆除をするだけでは不十分です。

そのため、敷地の表層を約300mm剝き取りました。

今回は、住宅の建替え工事もあり、お庭の高さも住宅の土間高さに合わせたいとのご要望があったので、その上に更に1000mmの土を盛り造成工事から一貫して弊社にて施工させて頂きました。

ここまで土地改良をすれば、雑草の再生不安もかなりの確立で是正されるため、板石を敷きお庭をデザインすることができました。

通常、薬品だけでの雑草駆除で板石を敷くことはお勧めできません。なぜなら、数ヶ月後にはかなりの確立で、板石の隙間から雑草がまた再生してしまうからです。

 こちらは、住宅とのお庭の間にはかなりのスペースがございました。

玄関までのアプローチとお庭との高低差がありましたので、溶岩石で土留めを行ない、紅葉をメインにご提案を行ないました。

石積みも不規則に積み上げロックガーデンのようなイメージで打合せを進めていきました。

建物とのスペースをそのままにしていては、殺風景になってしまいますので、実際にそこに水は流れておりませんでしたが、お庭の奥から水の流れを引き、この空間を「紅葉谷」としてデザインしていきました。

その他にもお庭面積が先述の通り450坪と広大だったため、お施主様も全てに対して要望を出すことができなかったため「お任せ」と言った内容でご依頼を頂きましたので、コストを抑えながらも、また、お手入れのことを考えながら、お庭の全体像をデザインさせて頂きました。

打合せは、回を重ねることで、お施主様からのご要望も具体的になっていきます。

どのお客様も、はじめからお庭のリフォーム全体のご要望を具体的にイメージできる方はほとんどいらっしゃいません。

はじめはの頃は、雑誌や旅先で見つけたステキなお庭へのイメージをご自宅のお庭へとご希望されていても、周りの風景を取り込んだパースのご提案などから、大幅変更になるケースも少なくありません。

 お庭のメンテナンスにしても、ご希望されるお庭リフォームの完成像が、現実的に可能かどうか、コスト的にどのくらいのお庭の維持費が必要なるかなどの算出は、やはり私達造園士といったプロが算出しなければ難しく、お庭リフォーム直後は美しくても、数ヶ月後には荒れ果ててしまうということは少なくありません。

ご依頼当初には、お庭のメンテナンスにはあまり手をかけたくないとのことでしたので、樹木の間隔や特徴、生活導線などを注意しながら、それほど、お庭のお手入れに手のかからない設計を行ない、現場で微調整を行ないながら施工致しました。


  解体時の梁も再利用

今回のご依頼には、住宅のリフォームと重なっていたという経緯もあり、解体時に出た梁や瓦をストックしておき、再利用させて頂きました。

梁は磨いて、塗装をかけ穴をあけ植栽にイチゴを植え付けました。

解体時に出た廃材を再利用

奥の梁は、朽ちた後には鳥の巣箱がおけるように工夫しています。

息子さんがいらっしゃいますので、「昔のお家では、こんな梁が使われていたんだよ〜」なんて、会話が生まれてくれたらと思います。

瓦も鬼瓦を加工して貼り合わせ前後から楽しめるようなオブジェを作成。

居宅内から見て、手前にできる日陰のスペースには枯山水様式の坪庭を再現しました。

 写真はクリックできます


鬼瓦を加工したオブジェ

鬼瓦を加工したオブジェ

枯山水様式の坪庭

枯山水様式の坪庭


 
 
 

 
 
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